講師プロフィール



宍道一陽(シンジイチヨウ)
書家

正筆会   常任理事
いちよう書道教室主宰
青陽書道会代表

(主な受賞歴)

2011  第63回 広島県県美展 優秀賞

2011  第63回 正筆展 兵庫県芸術文化協会賞

2013  第65回 正筆展 正筆大賞

2022  第38回 読売書法展 特選
2023  第39回 読売書法展 特選
2024  第11回 日展 新入選

(その他略歴)
2008 書写教室開講
2012 仮名を中心とした書道教室へ移行(河原町)
2015 現在の広島市中区本川町に教室移転
2015 NHK被爆70年特集ドラマ・赤レンガ 劇中使用作品制作
2016 第一回社中展開催(広島県民文化センターギャラリー)
2019 基町クレド(ギャラリームーン)にて、鉄造形作家 辻陽水氏と二人展「鉄と墨」展開催
2019 第二回社中展開催(広島県民文化センターギャラリー)
2022 青陽書道会発足、第一回青陽書道会展開催(広島県民文化センターギャラリー)


 


小学生のころ、どんなに一所懸命書いても、書道の先生に、誉められませんでした。


私の線は細く、学童のしっかりとした元気な書には、ならなかったのです。


どうしてなんだろう?太く書こうとしても、うまくできません。
それでも、子ども時代にお習字教室に通い続けていました。


十代最後の頃、「かな書」に出会いました。


このとき、はじめて、書道って楽しいと、感じることができました。


美しく凛とした細い線、雅な紙と、ちらし書き、いつか本気でやってみたい!


そう思いつつ、日々は過ぎ、結婚して落ち着いてから、かな書を学び始め、今では、すっかり、かな書のとりこになっています。


書道は日本のすばらしい伝統文化です。


書を少しでも書くこと、見ること、感じることは、日本の伝統文化の継承に大きな力を与えます。


この日本の伝統を、後世に伝えたいと願う私にとって、書に興味を持ってくださる方は、宝です。



私らしい書作品を表現したい。

そして、たくさんの皆さんに見ていただきたい。伝えたい。


日々、精進の毎日です。